「一文が長い」といわれたときの3つの対処法 【削る / 分ける / 真似る】

しな

・一文が長いので注意してください
・もう少し文章短めでお願いします

そう言われたこと、ありませんか?

自分も駆け出しライターのころは、同じような指摘を受けていました。

でも、

「そんなこと言われてもどうすりゃいいのさ」

ってなりますよね。

そこでこの記事では、

  • そもそも長文がNGな理由
  • おすすめの一文の長さ
  • 一文が長いときの3つの対処法

などを紹介します。

日頃から意識すれば徐々に改善できると思うので、ぜひお試しあれ。

すぐに対処法を見たい人はこちら▼

そもそも長文がNGな3つの理由

「一文が長いから直して」っていうけど、なんで長いとダメなんでしょう?

自分が思うに、理由は大きく3つあります。

  1. 文章の内容が伝わりにくいから
  2. 違和感のある文章になりやすいから
  3. スマホから読みにくいから

一つ一つ説明していきますね。

【理由①】文章の内容が伝わりにくいから

一文が長いと、その文章で伝えたいことがボヤけてきます。

例として、適当な長文をつくってみました▼

納豆をおいしく食べるには、よくかき混ぜることがとても大切で、「納豆を混ぜる回数と旨みの関係」を調査した結果、400回あたりで旨みがピークになることが分かりました。

・納豆かき混ぜるの大事
・こんな調査があった
・こんなことが分かった
などを盛り込んだ、いろいろ欲ばりな文章になっています。

しな

これだけ内容がパンパンだとよく分かんない…!

「結局なにが言いたいの?」って感じで、これでは分かりやすい文章とはいえないかなと思います。

【理由②】違和感のある文章になりやすいから

一文が長いと、ライター本人も「何が何だかわからない…」という状態に陥りやすいです。

その結果、以下のような文章になりがちです。

  • 内容がねじれる(例. 動画や音楽を聴く)
  • 論理が飛躍する(例. 納豆は栄養価が高いので美味しい)

「動画を聴く」は一般的な使い方ではないし、「栄養価が高い → 美味しい」も因果関係が不明ですよね。

短い文章ならともかく、長文だとこのような違和感になかなか気付きにくいので注意です。

【理由③】スマホから読みにくいから

スマホの大きさによりますが、パソコン上の1行は、スマホ上の1.72行分に相当します(しな調べ)▼

一文が4〜5行にもわたっていると、読者にとっては

しな

・パっと見で文字がいっぱいでしんどい…
・何回も目を移動させるのしんどい…

という感じなので、サイトから離脱されるリスクが高まります。

さらには、スマホから記事を読む人は全体の7・8割と圧倒的多数!

スマホでの読みにくさは、多くの読者にマイナスの影響を与えてしまうので注意です。

一文の長さは基本40字以内がオススメ

「一文の長さはこれがベスト!」というモノサシは人それぞれです。

その中で、個人的には以下の長さをオススメしています▼

  • 基本は40字以内(スマホだと1〜2行)
  • 長めの文章は60字以内(スマホだと3行)

先ほども書いたとおり、スマホから記事を読む人が大半なので、スマホでの読みやすさを重視した文字数にしています。

しな

3行までならパッと見で読みやすいし、読者もストレスを感じにくいかなと

でも、「この文章は何文字あるのか」をいちいち調べるのは大変ですよね。

そこで自分は、見ただけで大体の文字数を把握できるようにしています。

どういうことかは、次で紹介しますね。

「一文が長くないか」を一瞬で見分けるコツ

突然ですが、あなたが使っているテキストツールは、1行あたり何文字入りますか?

自分はGoogleドキュメントで記事を書いていて、以下の標準設定なら1行=約40字」「1行半=約60字」におさまります。

Googleドキュメントの標準設定

  • スタイル:標準テキスト
  • フォント:Arial
  • フォントサイズ:11

つまり、文字数を調べなくても「基本は1行以内、長くても1行半まで」というルールで書けば大丈夫なわけです。

この基準を持っていれば、文章の長さをだいぶコントロールしやすくなりますよ。

たとえば、

しな

この文章、1行半をオーバーしているからどっか削らないと…(カタカタ)

みたいな感じです。

自分はこの感覚が身についたおかげで、一文の長さを指摘される回数が大幅に減りました。

まとめると、以下のような手順になります▼

  1. 普段使っているテキストツールは、1行あたり何文字分なのか調べる
  2. 「40字の基本ライン」と「60字の長文ライン」はどのあたりか覚える
  3. それを基準に文章を書く
  4. もし基準をオーバーしたら、文章を短くする

「4」の文章を短くする方法については、 次で詳しく紹介しますね。

一文が長いときの対処法3つ(削る / 分ける / 真似る)

一文が長いときの対処法は、大きく3つあります。

  1. 文章を削る(長く → 短く)
  2. 文章を分ける(一文 → 二文)
  3. 文章を真似る(◯△ → ◯△)

それぞれ解説しますね。

【対処法①】文章を削る(長く → 短く)

しな

一文が長い場合は、余計な言葉や情報を削る「断捨離」がおすすめです!

たとえば、以下の例文があったとします▼

おすすめのレシピについて早く知りたいという方は、下のボタンを押せばすぐにレシピのところまで飛ぶことができます。(55文字)

この文章から、不要な情報や余計な表現を削るとこうなります▼

オススメのレシピを早く知りたい方は、下のボタンからどうぞ。(29文字)

55文字 → 29文字(マイナス26文字)まで文章をダイエットできました。

・〜について
・〜という
・〜することができる
などの言葉は、削っても意味が通じることが多いです。

また、
・おすすめのレシピ/レシピのところ
・早く/すぐに
みたいに、同じ単語や似ている表現がある場合は、どちらかを削ってシンプルにしましょう。

このように言葉の贅肉(冗長な表現や不要な情報)をガンガン削ると、すっきりした文章をつくれます。

【対処法②】文章を分ける(一文 → 二文)

お困りうさぎ

文章を削ってもまだ長いんだけど…!

という場合は、文と文が余計に連結して、なが〜〜い文章になっていることが多いです。

なので、無理やり一文にまとめようとせず、二文に分けるのがおすすめです。

例えば、以下のような感じですね。

▼一文の場合

納豆をおいしく食べるには、よくかき混ぜることがとても大切で、「納豆を混ぜる回数と旨みの関係」を調査した結果、400回あたりで旨みがピークになることが分かりました。(81文字)

▼二文に分けた場合

納豆をおいしく食べるには、よくかき混ぜることがとても大切です。(31文字)

 

「納豆を混ぜる回数と旨みの関係」を調査した結果、400回あたりで旨みがピークになることが分かりました。(51文字)

「二文に分けた場合」の方が、よりすっきりして読みやすいかと思います。

このように一つの文章に込める内容は、一つに絞った方がより分かりやすいです(一文一義ともいいます)。

「なんか内容が盛り沢山な気がする…!」という場合は、どこかで文章を区切れないかチェックしてみてください。

【対処法③】文章を真似る(◯△ → ◯△)

お困りうさぎ

・つい一文が長くなってしまう…
・文章を短くするのがどうしても苦手

という人は、マナブさんのブログ「manablog」を写経するのがおすすめです(自分もよく写経していました)。

写経とは、手本とする文章を見ながら、そっくりそのまま同じ内容を書き写すことです。

マナブさんの文章はとてもシンプルなので、一文を短くする感覚をつかむのにはもってこいかなと▼

写経する記事は好きに選んでいいし、紙に書いてもPCに書いてもOKです。自分のやりやすい方法でぜひ試してみてください。

ただしmanablogは個人ブログなので、文体は結構カジュアルです。

普段のライティングまでカジュアルになりすぎないように注意しましょう(あくまで短く書くエッセンスを学ぶ感じです)。

まとめ:「一文が長い」は改善できる!

これまでの話をまとめます▼

Q1. 一文が長いとダメな理由は?

  • 文章の内容が伝わりにくいから
  • 違和感のある文章になりやすいから
  • スマホから読みにくいから

Q2. おすすめの一文の長さは?

  • 基本は40字以内(スマホだと1〜2行)
  • 長めの文章は60字以内(スマホだと3行)

Q3. 一文が長いときの対処法は?

  • 文章を削る(長く → 短く)
  • 文章を分ける(一文 → 二文)
  • 文章を真似る(◯△ → ◯△)

ライターたるもの、読者に伝わる文章を追求しなければなりません。

はじめは大変かもしれないですが、慣れればどうってことないです。

読者にとってより分かりやすい文章を書くために、ぜひこれらを意識してみてください。

しな

(自分も「一文が長い」とツッコまれないように頑張ります…!)