一文が長いときの3つの対処法【分ける / 削る / 並べる】

しな

・一文が長いです
・もっと短い文章にしてください

そう言われたことはありませんか?

自分もライターを始めたころは、同じようなフィードバックを受けていました。

たしかに「一文が長い」と、
・文字がズラーーーッと並んで読みにくい
・情報が詰め込まれすぎてわかりにくい
などの問題が起きやすいです。

でも、

かえる

そんなこと言われてもどうすればいいの?

ってなりません?????????

そこでこの記事では、一文が長くなったときの3つの対処法(分ける / 削る / 並べる)を紹介します。

一文が長くなるのを防ぐコツもお伝えするので、ぜひ参考にしていただけたら!

一文が長いときの3つの対処法

「一文が長いとき」のおすすめの対処法は、以下の3つです。

  1. 文章を分ける
  2. 文章を削る
  3. 文章を並べる

それぞれ解説します。

【対処法①】文章を分ける

一文が長い原因は、文章と文章が余計につながっていることがほとんどです。

なので、無理やり一文にまとめようとせず、文章の途中でスパッと分けちゃいましょう!

具体的には、読点(、)を打っているところで区切れないか試してみてください▼

【修正前】
一文が長いときの対処法は、文章を分ける・文章を削る・文章を並べるという3つの方法があり、このなかで特におすすめの方法は「文章を分ける」です。(70字)

【修正後】
一文が長いときの対処法は、文章を分ける・文章を削る・文章を並べるという3つの方法があります。(46字)
このなかで特におすすめの方法は「文章を分ける」です。(26字)

文章を途中で区切っただけで、すっきりして読みやすくなりました!

ちなみに、一文の長さは
基本は40字まで
長くても60字まで
に収めるのが個人的にはおすすめです。

文字数が目安をオーバーしたら、「どこかで文章を区切れないか」をチェックしてみてください。

【対処法②】文章を削る

一文が長い原因として、文章に余計な贅肉がついているケースも多いです。

具体的には、
・重複表現(例. 一番最初に → 最初に)
・冗長表現(例. 泳ぐことができる → 泳げる)
などが文章に含まれている感じです。

もしカットしても問題がなければ、内容が変わらない程度にどんどん削ってダイエットさせましょう!▼

【修正前】

一文が長いときの対処法は、文章を分ける・文章を削る・文章を並べるという3つの方法があります。(46字)

【修正後】
一文が長いときの対処法は、文章を分ける・削る・並べるの3つあります。(34字)

このように「情報量はそのままで、よりコンパクトにできないか」をぜひ見直してみてください。

【対処法③】文章を並べる

「◯◯◯◯、△△△△、◇◇◇◇」のように、複数の要素を紹介するときはどうしても一文が長くなりがちです。

そんなときは、無理に一文でまとめるよりも箇条書きで並べるとすっきりします!▼

【修正前】
一文が長いときの対処法は、文章を分ける・削る・並べるの3つあります。(34字)

【修正後】
一文が長いときの対処法は3つあります。(19文字)

 

①文章を分ける
②文章を削る
③文章を並べる

一文がシンプルで読みやすく、パッと見でポイントをつかみやすくなりました。

複数の要素を紹介するときは、ぜひ箇条書きで表現できないか検討してみてください。

しな

ちなみに、個人的には「要素が2つ以上」あればよく箇条書きにしています!

超シンプル!一文が長くなるのを防ぐコツ

これまで「一文が長いときの対処法」を紹介してきました。

とはいえ、一文が長くなるのを未然に防げたら、いちいち対処する手間が減って効率的ですよね。

そこで「一文が長くなるのを防ぐ超シンプルなコツ」をお伝えします!▼

この方法を使えば、一文あたりの文字数をいちいち調べる必要はありません!

Googleドキュメントの標準設定なら、
基本は1行まで
長くても1.5行まで
を目安に書けば大丈夫です。

たとえば、

しな

この文章、1.5行をオーバーしてるから削らないと……(カタカタ)

みたいなイメージですね。

他のツールで書くときも同様に、
①40字・60字のアタリをつける
②アタリを超えないように書く
というルールで書けば基本的にOKです!

※注意
40字・60字はあくまで目安です!たとえば「60字をオーバーするけど、一度にまとめて伝えたほうがわかりやすい」のであれば、無理に文章を短くしなくても大丈夫です。一文を短くすることに捉われて、「わかりやすい文章を書く」という本来の目的を見失わないように気をつけましょう!

まとめ:「一文が長い」は改善できる!

これまでの話をまとめます!▼

Q1. 一文が長いときの対処法は?

  • 文章を分ける
  • 文章を削る
  • 文章を並べる

Q2. 一文が長くなるのを防ぐコツは?

  1. 40字と60字のアタリをつける
  2. アタリを超えないように書く

読者にとってわかりやすい文章を書くために、ぜひ上記の内容を意識してみてください!

ちなみに、記事にする前のネタをTwitterでつぶやいています▼

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